オーディエンス別のメッセージは、データ・エレメント(例えば、クレジットカードの種類)によって、視聴者に表示されるメッセージを決定する動的なダイナミックなメッセージ手法です。

以下の例では、視聴者が持つクレジットカードの種類に応じて、異なるメッセージが表示されます。 なお、このシーンにおける他のデータ・エレメントは全て同じです。

2x_points_on_groceries.jpg 3x_points_on_groceries.jpg rewards_for_everyday_purchases.jpg


視聴者メッセージは、各視聴者ごとにSundaySkyに渡されるデータを使用して実装されます。

例:
クレジットカードの種類によって異なるメッセージを表示する場合、
card type というデータ要素と、このデータ要素が持ちうる値 (gold, silver, platinum)を作成することになります。

bell-on.png カードタイプの , 追加しない場合、 このデータエレメントは視聴者メッセージの対象外となります。


データ要素や値を作成する方法については、 SundaySkyデータエレメント・ライブラリの管理
を参照してください。


1.

シーンのラインアップから、作業をしたいテキストがあるシーンを選択します。

Select_scene.jpg

2.

テキストにカーソルを合わせると、青枠のテキストホルダーが表示されるので、その内側をクリックします。

Select_placeholder.jpg

Configurationパネルに、現在のテキストが表示されます。

Configuration_pane.jpg

3.

Configurationパネルで、Message by audienceのスイッチを切り替えます。

Toggle_message_by_audience.jpg

4.

下矢印をクリックし、Set message by ドロップダウンリストを開き、顧客をセグメント化するデータ・エレメントを選択します。
▶ 以下の例では、クレジットカードの保有枚数によって顧客をセグメントしています。
▶ 使用するデータ要素がドロップダウンリストに表示されていない場合は、 データ要素に値が追加されていることを確認してください。

Set_message_by.jpg

5.

下矢印をクリックし、Audienceドロップダウンリストを開き、該当する値を選択します。
▶ 以下の例では、Gold という値が、Goldクレジットカードを所有している全ての顧客を表しています。

Select_gold.jpg

Note:

複数のセグメントを使用したバリエーションを作成することもできます。 その場合、顧客がいずれかの分類されたセグメントに属している場合に、定義されたメッセージが表示されます。 以下の例では、顧客がGoldクレジットカードあるいは Silverクレジットカードを所有している場合にメッセージが表示されます。

Two_segments_new.jpg

6.

この顧客セグメントに表示するメッセージを入力し、テキストフィールドの外側の任意の場所をクリックして保存します。
▶ テキストプレースホルダーに大文字の T text_icon.jpg が追加されます。これは、データエレメントが追加されたことを示しています。

message_for_gold.jpg

Notes:

a.

プレースホルダー内のテキストに使用されるフォントサイズは、テキストの長さによって決まります。 プレースホルダーに全てのテキストを表示するために、テキストが長ければ長いほど、フォントサイズが小さくなります。 全てのテキストが表示できない場合は、最後に3つのドットが表示され、まだ読む部分があることを示します。

b.

シーンでメッセージをまったく表示しないように、セグメントを定義することも可能です。 これを行うには、該当する値(セグメント)を選択してから、メッセージフィールドの値を空にしておきます。

No_message.jpg

7.

+VARIATION をクリックし、別の顧客セグメント用のメッセージを定義します。

Add_variation.jpg

8.

手順5-6を繰り返し、値の選択とメッセージの定義を行います。

Another_variation.jpg

9.

(オプション)必要に応じて、追加の顧客セグメント用のメッセージを定義します。

10.

(オプション)また、メッセージ内にパーソナライズのためのデータ・エレメントを含めることもできます。 詳細は、1:1パーソナライズの設定(手順4-5)を参照してください。
▶ 以下の例では、Goldクレジットカード会員に表示されるメッセージを、顧客のFirst Nameから始まるように設定しています。

Personalization_and_segment.jpg

11.

(デフォルトテキストと呼ばれる)次のような場合に表示するテキストを入力します:
● その顧客が、定義されているどの顧客セグメントにも属さない場合。
● 特定のセグメントで顧客のパーソナライズのためのデータが利用できない場合。
パーソナライズが含まれている場合に定義されたメッセージを表示するには、顧客が定義されているセグメントに属していて、 かつそのデータが該当のデータ・エレメントに保持されている必要があります。
以下、例:シーンにおいてRewards for everyday purchasesが表示されるのは以下の通りです:
● 顧客がGoldカードあるいはSilverカードを保有していない場合。
● Goldカード保有者のデータレコードに、その顧客のFirst Nameのデータが含まれていない場合。

Default_message_new.jpg

Note:

バリエーションを削除するには、バリエーションを設定しているペインでXをクリックします。

Delete_variation.jpg

12.

シーンをプレビューします。

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