はじめに
Note:
本記事では、セグメント と オーディエンス という言葉を同じ意味で使用しています。
動画内のメディアは、視聴者が属する視聴者セグメントに応じて、 視聴者向けにカスタマイズすることができます。この方法を用いると、 視聴者ごとに異なるメディアアセット(画像や映像)を表示することができます。
パーソナライズに関するユースケースを以下に紹介します: | |
● | ヘルスプランのプロモーションビデオにおいて、オープニングシーンで表示される映像は、視聴者が保有するプランに基づいたものです。この例でのセグメントは、プラン名です。 |
● | 新入社員向けの入社式ビデオでは、あるシーンの映像は、 その社員が所属する部署を基準にしています。 この例では、 部署を表しています。 |
視聴者メッセージは、視聴者ごとにSundaySkyに渡されるデータを使用して実装されます この方法を使用するには、まずデータエレメントライブラリを設定し、 オーディエンスメッセージングに使用するデータ要素を作成する必要があります。 また、データ要素と一緒に、このデータ要素が持つことのできる値も定義しておく必要があります。
例えば:
部署によって異なる画像を表示させる場合、
department というデータ要素を作成し、 このデータ要素が持ちうる値 (finance, management, human resources, product) を指定します。
データ要素や値を作成する方法については、SundaySkyデータエレメント・ライブラリの管理 を参照してください。
シーン内のメディアコンテンツを設定する
1. |
該当する動画にアクセスします。 |
2. |
シーンのラインナップから、メディアコンテンツを設定するシーンを選択します。 |
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3. |
メディアプレースホルダーにカーソルを合わせると青い枠が表示されるので、 プレースホルダーの内側をクリックします。 |
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4. |
右側のパネルで、スイッチをMessage by audienceに切り替えます。 |
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5. |
下矢印をクリックしてSet message by ドロップダウンリストを開き、視聴者をセグメント化するデータエレメントを選択します。 |
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6. |
下矢印をクリックして Audience ドロップダウンリストを開き、定義する視聴者を選択します。 |
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7. |
プラスアイコンをクリックして、前のステップで選択した視聴者のプレースホルダーに表示したいメディアアセットをアップロードします。 |
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右側のパネルにメディアアセットのサムネイルが追加されます。 |
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8. |
別の視聴者向けのメディアアセットを定義するには、 +Variation をクリックします。 |
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9. |
ステップ6~7を繰り返し、視聴者を選択し、メディアアセットをアップロードします。 |
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10. |
(オプション)さらに別のタイプの視聴者がいる場合は、必要に応じてバリエーションを追加してください。 |
11. |
前のステップで定義したオーディエンスのいずれにも視聴者が属していない場合に表示するメディア アセットをアップロードします。 その場合 When audience is not defined show セクションのプラス記号をクリックし、該当するメディアアセットをアップロードします。 |
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ワークスペースでは、デフォルトのメディアアセットがプレースホルダに表示されます。また Message by audience が実装されたことを示すメディアアイコンがプレースホルダに追加されます。 |
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Notes
1. |
複数のオーディエンスを使用してバリエーションを作成することができます。 その場合、視聴者が選択されたオーディエンスのいずれか に属していれば、メディア アセットが表示されます。 以下の例では、 Select Care と Premiere のいずれのプランホルダーに対しても、同じメディアアセットが表示されます。 |
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2. |
バリエーションを削除するには、該当するバリエーションセクションの X をクリックします。 |
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